香りのキャラクター
その香水は、友人がつけていたものでした。
いつも彼女のそばによると、ウッディーな中に、ほのかに
花の香りがして、「いい香りだな~」と感じていました。
いろいろな本でも紹介されている、評判の香水だったので、
ある日、彼女に香水の名前を教えてもらい、早速私も購入。
意気揚々とつけてみました。
お気に入りの香り、その日一日はご機嫌に過ごせるはず・・・
だったのに、何かが違う。
自分からふわり、と香ってくる香りは、確かに彼女と同じもの
なのに。
その香りを、私自身もとても気に入っているというのに。
そう、何と言うか、私のキャラクターと合っていない、という
感じなのです。
この香水の特徴である、何かひとつの香りが、突出して
立ち上ってくるわけではない、穏やか過ぎる“癒し系”な
感じが、実際につけてみると、私には物足りなく感じて
しまうのです。
良い香りだけど、退屈・・・。そんな印象がありました。
その時思い出したのは、自分がアロマを教えていたときのこと。
毎回、生徒さんには、制作をしてもらっていましたが、
その時の精油のチョイスには、面白い特徴がありました。
いかにも「女の子らしい」タイプの人は、
甘く穏やかな花の香りを、
スポーティーで、さっぱりした
性格の方は、ハーブ系の
さわやかな香りを、
小さなお子さんを持つ
お母さんは、フルーツ系や、
少し重みのあるウッディーな
香りを好んで、自分の香りと
していました。
香りの好みと、キャラクターが一致していて、なるほどな~と
感心したのを思い出したのです。
香りは鼻でなく、自然にキャラクターで選んでいるもの。
自分のなりたいキャラクターを演出してくれるもの。
ということは、私に“癒し系”はないってことね。
わかっていたけど。
Produce by 小顔工房
11月 29, 2006 アロマのこと・香りのこと | Permalink