衣類に香りを移したい
もう10月の半ばだというのに、日中は半そででも良いくらいの気温。
さすがに朝晩は肌寒く、ジャケットがないとダメですが、
秋はいったいどこへやら~な陽気が続いています。
時々、風にのってきんもくせいの香りがふわりと漂ってくると、
間違いなく秋なんだな、と思いますが、それ以外はぜ~んぜん。
それでも、夏につけていた香水は、もう似合わない気がするので、
空気も、そして私自身も、秋から冬のモードになっているという
ことでしょうか。
先日、友人から「下着に香りをつけたいのだけど、どうしたらいい?」と
質問を受けました。
外国では、ポプリなどを入れて下着に香りをつける習慣が
あるようですね。
一つには、植物が持つ効果を利用しての、防虫の意味もあったと
思います。
それに、外国では、香りもキャラクターの一つ、と考えているようで、
アムールの国、フランスにいたっては、家族の意見を聞いたり、
アドバイスを受けたりしながら、香りを決めていくことも多いそう。
そういえば世界の恋人、マリリン・モンローの名ゼリフ、
「寝るときは、シャネルのNO。5だけを着ているの」は
インタビューで、「I wear ・・・・」と答えたものを
そのまま日本語に直したもの。
日本でも、香りを「まとう」という言い方がありますが、
どちらかというと、「付ける」が一般的。
「wear」で表現する英語圏の人たちの、香りに
対する考え方や文化が出ていて、面白いですね。
さて、話しを元に戻しましょう。
下着に香りを付ける場合には、注意が必要です。
一つは、ホント~にかすかにつけること。
下着は、直接身につけるもの。体温で温められて、
香りは思った以上に、はっきり立ち上ってきます。。
下着を取り出したときに、自分でも「香りがついてるな」と
嗅ぎ取れるくらいでは、付け過ぎだと思ってください。
二つめは、香りをバッティングさせないこと。
お気に入りの香水の香りを下着に移すのは結構なのですが、
この手法は、定番の香りは1本だけ、という人向き。
気分によって香りを変えたい人、シチュエーションに
よって香りを変える人だと、その日つけた香りと、
下着についている香りがバッティングしてしまうことが
あります。香水、というのは、調香師がハーモニーを
計算して作った、香りの芸術品。その1本は、微妙な
香り成分の配合で成り立っています。香りをバッティング
させることは、そのハーモニーを崩すことになりますから、
止めましょう。
外国の方は、体臭が強いせいもあって、においや香りが
するのが当たり前、それも個性の一つ、と思っているようですが、
日本人はにおいや香りに対して繊細ですから、少しでも強いと、
嫌がられることが多いですね。まぁ、満員電車に乗ったり、
オフィスにしても、外国ほど広くないなど、スペースや
人と人との距離の問題も、ありますがね。
なので、下着に香りを付ける方法は、香りを変えるときは、
恋人や家族に相談した上で・・・というくらい、香りに対する
パーソナリティーの確立した外国ならではの風習で、
日本ではちょっと難しいかな~。
どうしても付けたいのなら・・・サシェや精油のごくごく
自然な香りを、さりげな~くつけるくらいにとどめて
おくことをオススメします。
produce by 小顔工房
10月 12, 2007 アロマのこと・香りのこと | Permalink