2007年12月20日 (木)

和の香り

先日、リピーターさん(会員の方)から、こんなプレゼントを
いただきました。

Imgp2858 「アロマがお好きと、ブログで知ったので・・」

と、お持ちくださったのは、ご自分で調合された
香り袋。

今は和服を日常的に着ることがなくなって
しまったけれど、昔は、この香り袋を箪笥に
入れておいて、着物に香りを移したのだそうです。

和の香りの調合方法は、お茶やお花と同様、
「香道」という形で残っています。

あの古典の名作「源氏物語」にも、「香り合わせ」のシーンが
いくつか出てきますよね。昔の身分高き人々は、教養の一つとして
身につけていたようです。

源氏の生みの親である桐壺の更衣は、時の権力者の娘で
あり、帝の第一夫人ともいえる弘徽殿の女御が開いた
「香りを聞く夕べの会」で、誰よりも高雅な香合わせを披露します。
(結果、余計いじめがひどくなるのだけど(~_~;))

またずっと時間が流れて、源氏の一人娘が東宮に嫁ぐ時、
源氏を取り巻く女性達が、それぞれ香を合わせて献上します。
たまたま居合わせた源氏の弟(だったかな??)が
その香りを一つずつ聞きながら、合わせた人の人柄を
推し量るシーンは、現代に生きる私たちから見ても
興味をそそられます。

今で言うなら、選ぶ香水によって、人柄を推し量る、と
いうところでしょうか。

和の香りを調合する時に、一番難しいのは、
原料が全て「ラストノート」だということだそう。

頂いたその日、少しの間、羽織っていたカーディガンの
ポケットに入れておいたのですが、次の日になっても
カーディガンから香りが立っていたようで、

「昨日の香り袋、身につけてるんですか?」

とSARIAちゃんから言われました。

ラストノートは、香水のように薄められていても、
普通2~3日は十分に香ります。
ましてや、和の香りは、香木や漢方など原料を、
そのままを詰め込むわけですから、香りの
持続性は、はるかに長くなります。

香水は普通、トップからラストまで、時間によって立ち上って
来る香りが変わり、それが一つのハーモニーになるのだけど、
和の香りは、立ち上るまでの時間、香り続ける時間が
似ているものばかりで、そのハーモニーを作り上げるわけですから、
そりゃぁ、難しいでしょう。

その上、

「着物に移った後の香りを想像して作りなさい。」

と言われるそうです。ひえぇぇぇ~、奥深いなぁ。

今、その香り袋は、通勤に使っているバックの中に
忍ばせてあります。
バックを開けるたびに、ふわっと鼻先をかすめるその香りは、
「今日も1日、しっかりね」と私の肩を押してくれている
気がしています。

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12月 20, 2007 アロマのこと・香りのこと |

2007年11月 2日 (金)

リフレッシュ&リラックス

このところ、考えなければいけないことが多くて、少しお疲れ気味。
おうちに帰ると、お化粧落とすのすら面倒、と思うくらい。
そんな状態が続いているので、最近はまた、部屋で香りを意識的に
焚くようにしています。

精油には、様々な効果がありますが、単純に分けると
リフレッシュ効果があるものと、リラックス効果のあるものに
わかれます。

意外と難しいのがこの使いわけ。
例えば、元気な人と会うと、こちらも元気になったりするもんですが、
それがウザったく感じる時もある。
疲れてるから、とヒーリング音楽を聴いたら、余計に疲れちゃった、
なんてこと、ありませんか?

一口に「疲れ」を感じていると言っても、単純に「じゃ、リフレッシュ!」と
言えないのは、精油も同じこと。
体が疲れているときと、頭(脳)が疲れているときとでは、効果を感じる
精油は全く違うし、精神的にまいってしまっているときもまた違う。

たくさん持っていれば、嗅いでみて「これ!」と思うものを
焚けばよいのだけど、普通はそうも行きませんよね。

これからご紹介するのは、私の経験談ですが、自分の生活に
一番似合いそうな精油を選ぶ参考になったらいいな、と思います。

まず、体は比較的元気だけど、頭がとにかく疲れている、なんて
時は、やっぱりラベンダー。
頭が疲れているときは、もう寝るに限るのです。
寝ている間に、情報が整理されて、頭がすっきりするので、
とにかく寝ちゃう。
その時に、ラベンダーを焚いてみてください。
眠りが深くなるので、短時間の睡眠でも、本当にすっきり!
以前、もうドロドロに疲れていて、ラベンダーを焚いてベッドに
倒れこんだことがあるのですが、目が覚めたとき、あまりにも
すっきりしているので、「何時間、寝ちゃったんだろ?」と時計を
見たら、わずか10分!!
これにはさすがに私もびっくりしました。
以来、ラベンダーは、脳疲れ回復のエキスパートとして記憶して
います。
だけど、車の運転途中や運転をする前には、絶対に使わないで
くださいね!危険です。

体は比較的元気、でも何だかやる気が起きないな~って時は、
ローズマリーやペパーミント。
強めの香りが効果的です。
でもこれは、わりと集中して物事を済ませてしまいたい時向き。
物事に集中できるくらいの体力が残っている状態の時でないと、
この2つの香りはちょっときついのです。

今度は逆で、頭は元気だけど、体がお疲れ気味~って時は
柑橘系がいいですね。グレープフルーツ、オレンジ、マンダリン、
最近はゆずも見かけます。
同じ柑橘系でも、ベルガモットはリラックス効果が高すぎるので、
当てはまりません。
仕事から帰ってきて、疲れてるけど、でも家事やらなきゃ~って
時は、このあたりがいいですよ。楽しんで出来ます。
最近の私はもっぱらこれ。

寝る前だったら、お花の香りがいいですね。
忙しい時って、カリカリしちゃって、オンナを忘れていたりするもの。
その感覚を呼びさますのは、やっぱりお花。
ローズやイランイランなんかはその代表ですが、値段が高いのが
玉にキズ。

かなり強いショックを受けた時や、緊張感を強いられた時、
あるいは不安で不安で仕方ない時・・・
これは、マージョラムがお薦めです。
私は、普段あまりこの香りが好きではないのですが、こういう
状況の時には、ほんと~に良い香り。
それに、こういう時って眠りが浅くなりがちですから、
良い睡眠をとるためにも、効果があると思います。

自分の生活では、どのパターンが多いのかを考えてみて
上手に気分を切り替えてくださいね。

あ!それから、注意が一つ。
「私は大抵、体は元気だけど、頭が疲れているからラベンダーが
いいわね。」と、ラベンダーの香りがあまり好きじゃないのに
チョイスするのは止めましょう。

お店にはたくさんの精油のサンプルがあります。
迷ったら、自分が“好きだ”と思う香りを買ってください。
それがあなたとって、一番効果のある精油ですから。

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11月 2, 2007 アロマのこと・香りのこと |

2007年10月12日 (金)

衣類に香りを移したい

もう10月の半ばだというのに、日中は半そででも良いくらいの気温。
さすがに朝晩は肌寒く、ジャケットがないとダメですが、
秋はいったいどこへやら~な陽気が続いています。
時々、風にのってきんもくせいの香りがふわりと漂ってくると、
間違いなく秋なんだな、と思いますが、それ以外はぜ~んぜん。

それでも、夏につけていた香水は、もう似合わない気がするので、
空気も、そして私自身も、秋から冬のモードになっているという
ことでしょうか。

先日、友人から「下着に香りをつけたいのだけど、どうしたらいい?」と
質問を受けました。

外国では、ポプリなどを入れて下着に香りをつける習慣が
あるようですね。
一つには、植物が持つ効果を利用しての、防虫の意味もあったと
思います。
それに、外国では、香りもキャラクターの一つ、と考えているようで、
アムールの国、フランスにいたっては、家族の意見を聞いたり、
アドバイスを受けたりしながら、香りを決めていくことも多いそう。

そういえば世界の恋人、マリリン・モンローの名ゼリフ、
「寝るときは、シャネルのNO。5だけを着ているの」は
インタビューで、「I wear ・・・・」と答えたものを
そのまま日本語に直したもの。

日本でも、香りを「まとう」という言い方がありますが、
どちらかというと、「付ける」が一般的。
「wear」で表現する英語圏の人たちの、香りに
対する考え方や文化が出ていて、面白いですね。

さて、話しを元に戻しましょう。

下着に香りを付ける場合には、注意が必要です。

一つは、ホント~にかすかにつけること。
下着は、直接身につけるもの。体温で温められて、
香りは思った以上に、はっきり立ち上ってきます。。
下着を取り出したときに、自分でも「香りがついてるな」と
嗅ぎ取れるくらいでは、付け過ぎだと思ってください。

二つめは、香りをバッティングさせないこと。
お気に入りの香水の香りを下着に移すのは結構なのですが、
この手法は、定番の香りは1本だけ、という人向き。
気分によって香りを変えたい人、シチュエーションに
よって香りを変える人だと、その日つけた香りと、
下着についている香りがバッティングしてしまうことが
あります。香水、というのは、調香師がハーモニーを
計算して作った、香りの芸術品。その1本は、微妙な
香り成分の配合で成り立っています。香りをバッティング
させることは、そのハーモニーを崩すことになりますから、
止めましょう。

外国の方は、体臭が強いせいもあって、においや香りが
するのが当たり前、それも個性の一つ、と思っているようですが、
日本人はにおいや香りに対して繊細ですから、少しでも強いと、
嫌がられることが多いですね。まぁ、満員電車に乗ったり、
オフィスにしても、外国ほど広くないなど、スペースや
人と人との距離の問題も、ありますがね。

なので、下着に香りを付ける方法は、香りを変えるときは、
恋人や家族に相談した上で・・・というくらい、香りに対する
パーソナリティーの確立した外国ならではの風習で、
日本ではちょっと難しいかな~。

どうしても付けたいのなら・・・サシェや精油のごくごく
自然な香りを、さりげな~くつけるくらいにとどめて
おくことをオススメします。

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10月 12, 2007 アロマのこと・香りのこと |

2007年7月31日 (火)

やっぱりすごいや

今年は5月から6月にかけて、アレルギーに悩まされる
はめに。

いや、毎年この時期は、確かにあるの。
でも、朝起き抜けに鼻がぐずぐずするだけで、
取り立ててものすごい症状なわけではないので、特に気にする
わけでなく、いつもほったらかし。

ところが今年は、肌がやられて吹き出物がたくさん!!
次から次へと出てくる吹き出物に、随分と悩まされました。

その時、一番効果があったのは、やっぱりアロマ。

肌の様子を見てみると、バリア機能がやられていて、軽く炎症気味。

そうだ!こんなときこそ、あの精油。

Imgp0010 お茶でおなじみ、カモミールの一種である
ジャーマンカモミールは、精油には珍しく、
青い色をしています。

これは、精油を作るときに「アズレン」という成分が
生成されるからで、この成分がアレルギーに
良いとされているのです。

一般的に出回っているカモミールは、ローマンカモミールで、
こちらにも含まれているけれど、含有量は圧倒的にジャーマンの
方が多い。

その代わり、値段も高いし、刺激も、香りも強い。
この強い香りが嫌いだ、と言う人も多いのです。

私は、ローマンより、ジャーマンの香りのほうが好きなんですけどね。

このジャーマンカモミールをメインに、手作り化粧水を作って、
コットンパックを続けていたら、何をやってもお手上げ状態だったのに、
治りが早い、早い。

精油は分子が細かく、普通の化粧品では浸透しない深さまで入って
いけるのです。
何のトラブルもないときは、あまり感じていなかった精油の効果。

ジャーマンカモミールのほかに、ローズ・オットーやネロリなど、
これが市販の化粧水だったら、かなり高額になるだろうな・・・と
思われるような組み合わせでも、自分で作れば数百円。
惜しげもなく使えて、効果も抜群の手作り化粧水。
アロマはやっぱり、心強い味方なのでした。

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7月 31, 2007 アロマのこと・香りのこと |

2007年5月 4日 (金)

ウチのコ

G・Wも後半戦。昨日、今日と、なぜ、なぜ仕事なのぉ(>_<)と
言いたくなるような良いお天気で、東京は夏のよう。
この時期は、東京現物もかねて、遠方からのリピータさんも
多いので、お会いできるのは、楽しみなんですけどね。

このG・Wの合間の火曜日、水曜日が私たちのお休みデー。
一時雨模様だったけれど、お天気にも恵まれたので、
ずっと延び延びになっていた、ハーブの植え替えをしました。

ウチのコたちは、主人(=NORIKO)が、丁寧に世話を
するタイプではないので、どの子達も、過酷な状況を
生き抜けるサバイバーなタイプばかり。
ま、もっとも元々ハーブは、丈夫な品種が多いです。
育ててみると、精油が持っている特性や、言い伝えが
「なるほど、そういうことか。」とリンクして分るので、
なかなか面白いです。

写真は、やっと買い換えた携帯のカメラを、
これまたやっと覚えたので使ってみました。
画像は粗いわ、ピントはぼけてるわ、で見づらいと
思いますが、ご容赦を。

Photo_22 これは、セージ。
その昔、肉とセージを混ぜ
合わせた物をソーセージと
言ったわけで。
セージもいろいろ種類は
ありますが、これは
ポピュラーな品種だと思います。
紫色の、小さな花が咲きます。
葉は、花が咲く前の、柔らかいうちに摘み取って、
お料理に使います。
主に肉の臭みを消してくれるので、豚肉やラムなどに合わせて。
お茶としても飲むようですが、私はまだチャレンジしたことが
ありません。

Photo_25

Photo_24

これはスペアミント(左)と
ペパーミント。
繁殖力が強いので、多少のことでは枯れません。
精油でも、ペパーミントは刺激が強く、肌の弱い人には
向かないくらいです。
これからの季節は、どんどん、どんどん、どんどん増えるので、
バカスカ摘み取ってお茶に。
朝、起き抜けのまだ胃腸があまり働いていない時や、
お食事の後にいいですよ。夏バテ気味のときとかね。
ただし、夜は止めときましょう。夜中、トイレにばかり
起きます。

今年は、イタリアンパセリやディルも仲間入り。 
当然、毎年恒例のバジルもね。
植木鉢の数が増えるのでどうしたもんか・・・と
悩んでおりましたが、各ハーブの生長に伴い、鉢を
大きくしているのも、置き場に困っている原因の一つ。
と言うことで、来年の植え替え時期には、小さな鉢で
済むように、今年は、「いっぱい食べる!!」

手始めに、今度のお休みは、セージを混ぜ込んだ
自家製ソーセージを作るとしますか!

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5月 4, 2007 アロマのこと・香りのこと |

2007年4月18日 (水)

1本の精油から

4月になってから、いかにも「新入社員」と思しき
若い方たちの姿が多くなりました。

そんな初々しい時期は、かなり記憶の地層の奥深くなって
しまったけれど、当時はたった一つしか年齢の変わらない
センパイがとっても大人に見えて、1年後は、私もああ
なれるんだろうか?と疑問に思ったものです。

また、この時期は、人事異動や転勤など、
会社内の動きも多くある時。
「転勤で・・・」
「配置転換で休みが取れなくなっちゃいました」
と、キャンセルのご連絡をいただくことが多くあります。

団塊世代の大量退職、それに景気も回復傾向にある
とのことで、バブル期並みの人手不足だとか。
忙しいのは良いことですが、体は辛いよね。

私も最近、慌しい毎日が続き、精神的にも肉体的にも
緊張を強いられる日が多くありました。

気分転換に精油の力を借りていたのですが、
やっぱりいつもの疲れとはちょっと違うんだな、と
自覚したことが。

本来その精油の香りは、あまり好きではないのです。
ちょっとツンと来るアンモニアにも似た香りが好きではなく、
いつもはあまり使わない精油でした。

でも、何の気なしに、その精油を手にとって香りを
嗅いでみたところ、いつもよりも抵抗がなく、すっと
体に入ってきて、楽になるし、とにかく良く眠れて、
目覚めもいい。

いつも好きで使っているリラックス系の精油は、
あまり効果を感じていなかったのに、この精油は
大当たり。

確かにその精油には、深いリラックス作用があって、
大きなダメージを受けた時には良い、と言われています。

同じ香りでも、自分の体調や精神状態で、香りが違って
感じられることがあります。これは実はとっても普通のこと。

アロマを始めると、どうしてもたくさんの精油が欲しく
なってしまうけれど、まずはお気に入りの1本を手に
入れて、毎日香りを嗅いでみるといいですよ。
1ヶ月の内に何日かは、違って感じる日があると
思います。

続けていくと、それがどんな時なのか、を知ることが
できます。
イライラが募っているのか、落ち込んでいるのか、
緊張がピークなのか・・・

1本の精油で、自分と上手に付き合うことが
できるようになったら、アロマの世界を一歩前進、と
いう感じかな。

ちなみに・・・
滅多にお目にかかることはないのですが、
「ユーカリ・シュタイゲリアナ」という精油があります。
普通一般に出回っているユーカリは大抵
「ユーカリ・グロブルス」という種類のもの。
「シュタイゲリアナ」は、よほど品揃えのある専門店で
ないと、置いていません。

この精油、元気な人が嗅ぐと大して感じないそうですが、
疲れきった人が嗅ぐと、なんとも良い香りで、芳しい、
たまらない香りだと感じるんだそう。

疲労度バロメーターの精油、として有名です。
と言うよりも、これしか効能がない、らしい。

私は、嗅いだことはありますが、たまたま元気な時ばかり
だったのか、「芳しい香り」とは思えなかったですね~。

機会があったら、是非試してみて。

Aroma08_5   

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4月 18, 2007 アロマのこと・香りのこと |

2007年4月 1日 (日)

春の到来

休みの日、朝早く目覚めてしまったので、
借りたDVDを返しに、散歩がてら朝の街を
歩いてみました。

今は、仕事がどうしても夜遅くなるので、
夜型の生活をしていますが、元々は朝型人間。

空が徐々に明るくなってくるさまや、
静かだった街に、人が起き出して立てる生活音、
そして夜が明ける前の、何もかもがとまって
しまったような、ほんの一瞬の静寂。
静から動へのコントラストの強さが、とても好きなのです。

久しぶりに感じる、朝早い時間特有の空気を心地よく
思いながら歩いていると、カラスやスズメの鳴き声に
混じって、ウグイスの鳴き声が。
いくら下町とはいえ、東京の街中でウグイスの鳴き声を
聞くとは、思いもしませんでした。
こんな発見も、朝散歩の醍醐味。たまには良いものですね。

私が自分で春になったな、と感じるのは、
香りを変えたくなったとき。
冬の間、気に入っていた香りが、「何だか違うな」と
思うようになったら、それが私にとっての、春の到来。

すでに自分の定番になっている香りのほかに、毎年、
新しい自分の香りを見つけたくなり、時間のあるときは、
香水売り場に立ち寄り、ムエットに香りをもらって帰ります。

説明するまでもなく、香水は時間経過とともに香りが
変わります。香りの移り変わりが楽しみの一つでもありますが、
最初は好きでも、ラストはあまり好きじゃない、なんてことも。
本や雑誌で評判でも、自分には合わないことは、しょっちゅう
あることですから、自分が好きで、イメージも的確に表現して
くれる効果的な香りには、そう簡単にであえないからこそ、
探す楽しみがあるのでしょう。

1~2日置いておくと、きちんとラストまで聞けますから、
お部屋に置いておいても、お財布に入れておいても、
良いと思います。

香りが気に入ったら、直接肌に付けてみる。
ムエットの香りがそのまま自分の香りとならないのが
残念なところで、個人個人の体臭の違いがあるかぎり、
それは仕方の無いもの。わたしも、友人の香りを真似て
買って、失敗した経験があります。

そこでOKならば、購入しても大丈夫。

香りは、年齢によっても好みが変わってきますし、
体調によっても、感じ取り方が違います。
自分の体調や気分に合わせて、あるいはシチュエーションに
あわせて、替えることが出来るようになると、楽しみが
広がると思います。

今は、ミニチュア香水瓶もたくさん出ていますから、
インスピレーションで買って、どんどん付けてみて
みるのも、お気に入りの香りを見つける近道。

でも、つける量には注意しましょう。
冬の乾燥した季節は、少し多めにつけていても
大丈夫ですが、これから湿気が多くなってくる
季節は、冬よりも控えめに。
つける場所もひざの裏や、くるぶし辺りなど、
下半身中心に。
くれぐれも「臭い」人にはならないようにね。

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4月 1, 2007 アロマのこと・香りのこと |

2007年3月21日 (水)

ハーブの楽しみ その1

街中でマスク姿の人を多く見かけるようになりました。
花粉症に悩まされている人は、年々多くなっていると
聞いています。
私は今のところ免れているのですが、誰もがいつなっても
おかしくない状態なんでしょうね。

花粉症に効果のあるお茶や薬など、TVで特集されていたりますが、
先日久々にいらした、モニターのKちゃんは、ハーブの粉末を
カプセルにしたものを飲んでいて、今年はいつもより軽い
症状で済んでいるそう。
 
もしかして、私がならないで済んでいるのは、
ハーブティを良く飲むからなのかな?

ハーブティーは、おしゃれだけど、青臭いし
味もないし、と評判が悪いのも事実。
そんな人も、ハーブを一鉢かって、おうちで
フレッシュのハーブティーを飲んでみるのも
良いですよ。ぜんぜん違います。

お茶で飲みやすく、育てやすいハーブの代表と
言えば、断然ミント系。
ミントは、繁殖力が強く、ちょっとやそっとでは枯れないし、
手間要らず。気をつけることといったら、絶対に鉢植えで
育てること。地植えにすると、庭全部を占領されますよ。
有名なペパーミントを始め、アップル、パイナップルなど
フルーツっぽい香りのするミントもあり、種類も豊富です。
何種類かを買って、ミックスしても面白いですが、
鉢は隣同士に置かないようにしてください。
勝手に交配してしまって、翌年わけのわからない
ミントが、生えてきたりします。
それも香りが悪くなるので、良いことなし。

私の部屋の、冬枯れしていたミントも、日に日に
葉っぱを付け始めています。
これからの時期、「もういいよ!!」と言うくらい
育ちますから、新しいやわらかい葉をどんどん摘んで、
飲んでみましょう。

鼻の調子が悪いときは特に、ミントのお茶を入れると、
湯気が自然にアロマテラピーの役目をしてくれて、
すっきりします。

他にお茶として利用するなら、レモンバームやレモンバーベナ、
レモングラス(レモンばっかりついてるなぁ)が
美味しいです。

ドライのハーブティーを買うときのコツは、
出来るだけ、ホール状態・・・粉末にされていたり
ティーバックになっているのではなく、ローズなら
ローズ、葉なら葉の形がそのまま残っている状態、で
乾燥させてあるものを選んでください。

あ、そうそう。一つ大事なことが。
ハーブティーは、大抵利尿作用がとても強いです。
ですから、夜寝る前に飲むのは、止めたほうがいい。
夜中にトイレに何度も起きる羽目になりますので。

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3月 21, 2007 アロマのこと・香りのこと |

2007年3月13日 (火)

記憶と香り

ここ数年、もっぱら「脳」ブーム。
脳年齢を測定するゲームやソフトがあったり
(私はたしか60歳台でした・・・)して、関心が
高いキーワードのひとつですよね。

私が最近「衰えたな~」と思うのが、記憶力。
昔はメモいらずで、大抵のことは覚えていられる
自信がありましたが、最近はその自信もどこへやら。
買い物に行っても、一番肝心なものを忘れて帰ってきて
しまったり、(これは性格の問題か??)その前に、
買い物に行こうと思っていたんだけど、何を買う
つもりだったのか、思い出せない、とか、まぁ、日々
記憶力の激しい衰えが目立つわけです。

先日、ニュースも出ていましたが、香りは記憶力を
UPさせる効果がある、という研究結果が報告されていました。

香りと記憶が密接に結びついていることは、
以前から言われていたこと。

例えば、すれ違った人がつけていた香水に
「あぁ、これは元カレがつけてたな~」なんて、思うこと
ありませんか?ついでに、「どうしてるかな~」なんて、
元カレのことを思い出したりすることも。

誰でも、その時の記憶がよみがえる香りをお持ちだと
思います。私の場合は、とうもろこしを茹でている時の香り。

この香りをかぐと、子供の頃、祖父母の家で、いとこ達と
隣にある畑からもぎたてのとうもろこしを、茹でて頬張って
食べた夏の記憶が、すっと出てきます。
楽しかったんでしょうね~、その時のことを思い出すと、
とてもホノボノしますもの。

また、フランスでは、出産時でも香水をつけていて、
赤ちゃんを産んだときの香りを、しばらくは変えないように、と
いわれることがあると、聞きました。
赤ちゃんが、「お母さんの香り」として記憶するので、
その香りが変わってしまうと、赤ちゃんが不安になってしまうから。
良い習慣だな、と思います。「三つ子の魂、百まで」といいますから、
もし、将来、子供との関係がこじれてしまいそうなときがあっても、
その香りをかぎながら話し合いをすると、無意識の中にある、
初めてわが子を抱いた時のこと、100%の愛情を注いでもらって、
愛されて育てられてきたこと、をお互い思い出し、きっと良い方向に
向かうのではないでしょうか。

で、記憶力。

香りを嗅ぐと記憶力が上るのは、いわば箪笥の引き出しが
滑らかに引き出せるのと一緒だと思っています。
その時に嗅いだ香りと、行動や出来事が記憶として
自分の中にインプットされます。
記憶という「洋服」として持っていたとしても、それを
着る事が出来なければ、無いも同じこと。

その引き出しを滑らかにする潤滑剤が、香りの
効果だと思います。

前出の研究には、ローズを使ったようなのですが、
私個人はローズでなくても、記憶力は上るのではないか、と
思っています。
詳細が分らないから、大きな声じゃ言えないけどね。

今度、買い物をするものを思いついたら、家の精油を
どれか嗅いでみようかしら。そしたら忘れないかも。
どの精油を嗅いだのか、忘れてしまったらお終いだけど。

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3月 13, 2007 アロマのこと・香りのこと |

2007年2月28日 (水)

これがむーちーよん

早いもので、もう2月も今日で終わりですね。
温かい日が続いている上に、花屋さんには、梅や桜が
置かれていたりして、すっかり春気分。

小顔工房では、待合室にささやかですが、お花を飾っています。
花屋さんで見たときは、こんな組み合わせにしよう、と
思って買ってくるのですが、実際に花瓶に入れてみると、なんだか
イメージが違ってしまって、なんとも不思議なチョイスになることも
ありますが、まぁ、それもご愛嬌、というところ。
先週は、マーガレットとミニバラでした。マーガレットは、
好きな花のひとつ。キク科の花らしく、パッと明るい雰囲気が
大好きで、毎年、この時期になると、「今年こそ、マーガレットの
鉢植えを買うぞ~」と思うのですが、いつも結局買いそびれる。
今年こそは~、と、今回も思っているんですけどね、どうなることやら。

さてさて、先月、沖縄に住む友人が送ってくれたむーちーの写真が
やっとアップできました。

こんな風に送られてきて・・・

P1010118_6

葉を広げると、こんな風に。

P1010113_2

お団子を包んでいるのが、月桃の葉。大きいでしょ。
白いのは、お餅そのまま、紫色のは特産の紅芋、茶色いのが
タカキビだそうです。

P1010117_1

この黒っぽい物体は、島バナナ。
(あっ、写真が横だ、でも直せない~(;_;))
痛んでるじゃ~ん・・・ではなくて、黒っぽいところが
多くなったら、食べるのです。普通のバナナよりも、
数倍甘い。
バナナは普通、お通じを良くする効果があるものですが、
島バナナは食べ過ぎると、逆に詰まっちゃうと聞いたことが
あります。
緩めの人には、効果的かしら?

沖縄はフルーツの宝庫。
秋から冬にかけては“たんかん”という、みかんをもっと
野生児っぽくした、味の濃い柑橘がありますし、夏はマンゴー。
大きくて、とってもジューシー。送料を払って取り寄せても、
十分におつりが来るくらいのおいしさです。
フルーツの収穫高は、たくさん取れた翌年は、あまり取れず、
(これを“今年は裏だね”なんて言い方をします)
出来が良くなかったり、高かったりしますが、一度チャンスが
あったら、どちらも食べてみてくださいね。

今年は、マンゴー、どっちだろ~。

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2月 28, 2007 アロマのこと・香りのこと |

2007年1月31日 (水)

むちむち、むーちー

先日、沖縄に住む友人が、手作りの「むーちー」と
「島バナナ」を送ってくれました。
むーちーとは、こちら流に言えば、お餅のこと。
お餅そのままや、紅芋やフーチバ(よもぎ)などで色や
味をつけたものを、サンニン(月桃=げっとう)の葉に
包んで蒸しあげたもの。

沖縄は、今でも旧暦を使って行事をすることが多いので、
私はてっきり正月料理なのかと思っていましたが、
「厄除け」で、主に子供に食べさせるんだそう。

友人が作ったのは、白餅とキビ、紅芋の3色団子むーちー。
いっぱいあるから、みんなでどうぞ!と小顔工房に
送ってくれました。
その時の写真を撮ったのですが、どうやってブログに
載せるのやら・・・。
時間があるときに、掲載しますので、ちょっと待っててね。

さて、むーちーを包む月桃、内地ではあまり、というか
ほとんどお目にかかりませんが、沖縄では庭のある家になら、
必ず生えてる、って言うくらいポピュラーな植物。
もちろん友人の家にもしっかり、いや、がっつり生えていて、
今回はその葉を使ってお料理。
最近では、沖縄ブランドの化粧品にも使われていますね。
SARIAちゃんいわく、「結構高い」んだそう。
精油も見かけるようになりました。

月桃は、殺菌効果でも有名。
あるサイトでは、成分も掲載していましたが、
1.8シネオールを多く含んでいるとか。
アロマをかじった人ならば、
「1・8シネオール=超強力殺菌効果」
とすぐ頭に思い浮かぶくらい、有名な成分。
鼻にスキッとくる香りだと思ってもらえればいいです。

内地でも、柏餅なんかは葉で包まれていますが、
あれは蒸したお餅を後から葉で包んでいるもの。
むーちーは葉も一緒に蒸しますから、月桃が
持っている芳香成分が溶け出し、お餅にうつります。
香りや成分も一緒に食べるんですね。
その昔は、植物を炊いて、風邪を防いだり、邪気を
払ったりしていましたから、月桃の香り(効果)のついた
お餅を食べることで、体の中の邪気を追い払うことも、
出来るのではないでしょうか?

月桃は5~6月の、「うりずん」と言われる、梅雨に
当たる時期に花を咲かせます。この時期に訪ねたことが
ないので、見たことはないのですが、他にもたくさんの花が
競い合うように咲く時期で、一番きれいだとも言われています。

この時期に沖縄を訪れることがあったら、是非
月桃の花と香りを楽しんでください。

Produce by 小顔工房

1月 31, 2007 アロマのこと・香りのこと |

2007年1月23日 (火)

冬の楽しみ

今年はいつになく暖かい冬ですね。
先日、関東では一部地域で、初雪が降ったとか。
治療室のある東中野では、見られずじまい。
暖かくて過しやすいのはありがたいけれど、
冬の、あのキーンとした空気は決して嫌いではない私。
これから年々、四季がある楽しさを、味わえなくなるのかな~。

この暖かい気温のせいで、各地で梅が咲いた、なんて
ニュースも聞きますが、まだまだ木々は春を待っているところ。
若いころは(あんまり言いたくないセリフだなぁ)花も緑もない
この季節は侘しいだけで、好きではなかったけれど、
今はそんな中にも、春待つ息吹を見つけることができる冬も
いいものだ、と思うようになりました。

そんな冬のさなか、ちょうどお正月あたりから、
公園などに行くと、ふわっと甘い香りが漂ってくるのを
感じたことはないでしょうか?
他に香るもののない時期だけに、目立つ香りです。

その香りの元を探っていくと、黄色の小さな花に出会います。

「ロウバイ」という名前の木なのですが、漢字では「蝋梅」と
書くようで、文字通り、蝋細工のような、黄色の小さな花をつけます。

まだ実家にいたころ、車を5分ほど走らせた所に、大きな
総合公園があり、ウォーキングコースなども整備されていました。
その公園に何本もこの木が植えてあり、休みの日に母と
連れ立って歩きに行くと、必ずこの香りに遭遇していました。
以来、冬になるとこの香りが無性にかぎたくなって、
どこに住んでも、公園に出向いては、ロウバイを探してしまいます。

私が、冬になると、どうしても甘くゆったりとした香りが
欲しくなるのは、このロウバイの香りを求めているのかも
しれません。

どうせなら、この香りの香水を、どこかのメーカーさんが
作ってくれないかな~と、密かに期待しているのだけど。

だけど、あの小さな花から、精油を取り出すのは大変かも。
精油の値段は、その植物から、例えば1kgあたり、どれだけ
精油として取り出せるか、これを収油量というのですが、
この収油量で値段が決まります。
多く取れれば値段は安いですし、少なければ少ないほど、
値段は高くなります。もちろん、他にも産地や抽出法など
違いによって、同じものでも開きが出たりはしますけどね。
どのメーカーでも、レモンは安価、ローズは非常に高価、というのは、
この量に由来しています。

さあて、ロウバイはいかに?

Produce by 今年も、効果であなたの期待に応えたい小顔工房

1月 23, 2007 アロマのこと・香りのこと |

2006年12月22日 (金)

昔の人はえらかった

今日は冬至。1年で一番昼が短い日ですね。
冬至には、かぼちゃを食べる、が一般ですが、
こんにゃくや、おかゆを食べる地域もあるようです。

そして、お風呂はゆず湯。

風邪をひかない、といわれていますが、確かにアロマ
テラピーの理論からしても、その通り、といわざるを
得ない、言い伝えです。

グレープフルーツやオレンジを代表とする柑橘系の
精油は、皮を絞って精油を取り出します。

ゆずをぎゅーーっと手で絞ると、油が染み出てくるのを
見たことがあるでしょうか?
私は、お風呂に入ると、ど~してもゆずを絞りたくなって
しまい、「ゆず果汁風呂」みたいにしていますが、
その時にじんわりと油分が染み出てきます。

その油分だけを取り出したものが、精油というわけです。

柑橘系の精油には、多かれ少なかれ、血液の流れを
良くする効果があります。
血行が良くなる、ということは、体の隅々まで新鮮な
血液が行き渡るわけですから、老廃物も流れやすくなる。
体の抵抗力も上る、というわけです。

アロマテラピーが日本に入ってきたのは、約10年前。
おしゃれな、新しいもののように受け取られがち
ですが、本場ヨーロッパでは、このゆず湯のように、
昔からの言い伝え、伝承医療のひとつでもあるのです。

文化水準の高かった古代ローマでは、戦士達は、
ラベンダーの花を浮かべたお風呂に入ることで、
戦場で受けた体の傷を癒した、と言われています。

洋の東西を問わず、こうした「言い伝え」に出会うと、
今のように、科学的な解明は何ひとつされていなかったで
あろうに、まさにそれしかない!という方法で、さまざまな
対処法を編み出してる昔の人たちの知恵の高さに、
びっくりさせられます。

あ、そうそう。私の「ゆず果汁風呂」は、一見たくさんの成分が
体に入って良さそうですが、弊害もあります。
入っている間に、果汁や油分の刺激を受けて、痒みが
でてきちゃうんですね~。
結局、早くお風呂からあがろっ!ってことになっちゃって、
効果的なのかどうか・・・。
ま、滅多に風邪はひかないんで、いいか。
皆さんも、くれぐれも気をつけて。

Produce by 小顔工房

12月 22, 2006 アロマのこと・香りのこと |

2006年11月29日 (水)

香りのキャラクター

その香水は、友人がつけていたものでした。

いつも彼女のそばによると、ウッディーな中に、ほのかに
花の香りがして、「いい香りだな~」と感じていました。
いろいろな本でも紹介されている、評判の香水だったので、
ある日、彼女に香水の名前を教えてもらい、早速私も購入。
意気揚々とつけてみました。

お気に入りの香り、その日一日はご機嫌に過ごせるはず・・・
だったのに、何かが違う。
自分からふわり、と香ってくる香りは、確かに彼女と同じもの
なのに。
その香りを、私自身もとても気に入っているというのに。

そう、何と言うか、私のキャラクターと合っていない、という
感じなのです。

この香水の特徴である、何かひとつの香りが、突出して
立ち上ってくるわけではない、穏やか過ぎる“癒し系”な
感じが、実際につけてみると、私には物足りなく感じて
しまうのです。
良い香りだけど、退屈・・・。そんな印象がありました。

その時思い出したのは、自分がアロマを教えていたときのこと。

毎回、生徒さんには、制作をしてもらっていましたが、
その時の精油のチョイスには、面白い特徴がありました。

いかにも「女の子らしい」タイプの人は、Aroma09_1
甘く穏やかな花の香りを、
スポーティーで、さっぱりした
性格の方は、ハーブ系の
さわやかな香りを、
小さなお子さんを持つ
お母さんは、フルーツ系や、
少し重みのあるウッディーな
香りを好んで、自分の香りと
していました。

香りの好みと、キャラクターが一致していて、なるほどな~と
感心したのを思い出したのです。

香りは鼻でなく、自然にキャラクターで選んでいるもの。
自分のなりたいキャラクターを演出してくれるもの。

ということは、私に“癒し系”はないってことね。
わかっていたけど。

Produce by 小顔工房

11月 29, 2006 アロマのこと・香りのこと |

2006年11月 9日 (木)

上手に使おう

11月だというのに、東京は暖かい日が続いています。
室内ならば、未だノースリーブの上にボレロを
羽織るくらいで十分に過ごせてしまうくらい。
それでも、空気はやはり秋。乾燥を感じるようになってきました。

洗濯物が早く乾いてくれるのはありがたいけれど、
お肌やココロが乾燥するのはいただけません。

保湿は十分に心がけたいですね。

私はこの時期になると、お気に入りの香りを
入れたマッサージオイルで、手入れをすることが
増えてきます。

オイル、というとベタベタして、使い勝手が悪い、と
思われがちですが、良質のオイルを上手に使うと、
高級な栄養クリームにも匹敵する、しっとり感を
もたらせてくれます。

ポイントは、オイルの質と、タイミング、そして量。

オイルの値段は様々ですが、できるだけ、良質の物を
使ってください。
講座を持っていたとき、生徒さんの誰もが、最初は
値段の高さに難色を示すのですが、講座で作って持ち帰って、
いざ使ってみると、伸びの良さや肌馴染みに感激して、
次からは、必ず自宅用に同じものを、お求めになります。

オイルを効果的に使うには、お風呂上りの、
まだ水分がお肌に残っている状態のときに使うこと。
良いオイルは、その水分と乳化して、(完全には
混ざりませんよ)手で温められ、スーッと肌に
伸び、薄いベールのように、肌の上に残ってくれます。

肌の上に残りますから、量には注意が必要です。
大抵、手に取りすぎなのです。
瓶の口に、手のひらをくっつけて、そのまま逆さまにします。
完全に口を塞ぐようにしていないと、こぼれますよ。
そして、また元に戻します。手には、ほんのちょっと、
オイルがついているだけですが、これを、体に(顔に)
伸ばしていくのです。
顔なら全体に、体ならひざ下1本くらいは
十分にカバーできます。
だからこそ、質は良いものでないと、ダメなのです。

そして、まだオイル分のうっすら残っている手で、
髪をなでておけば、しっとり、アジアンビューティーの
出来上がり。

オイルを使う量は非常に少ないですから、多少高くても、
毎日使ったって、一冬くらいは、十分に持ってくれます。

今までしり込みしていた人、是非チャレンジしてみて。

Produce by 小顔工房

11月 9, 2006 アロマのこと・香りのこと |

2006年10月19日 (木)

香りの正体 3

アロマの講座を持っていた頃、よく聞かれたことがあります。
「最初に、どの精油を買ったらいいですか?」

精油を使うときには、効果や効能だけでなく、
何に、どんな風に使うか、自分のためだけなのか、家族とも
共有したいのか、など、用途によっても違ってきますし、
何よりもその香りを、使う人が「良い香り」だと感じないと、
意味がありません。

ご家族で使う場合には、好き嫌いの少ない、馴染みのある
柑橘系の精油を勧めていましたが、個人で使う場合、
特にリラックスをしたい場合には、いち押しで勧めていた精油を、
待合室でも炊いています。

その香りは、ローズウッド。

その昔は、香りの良さや加工のし易さから、櫛や家具など、
様々な物を作る材料として、重宝されていたようです。

まろやかな名前の響きの通り、甘くロマンチックな香りは、
女らしい、穏やかな気分にさせてくれます。
また、木から採れる精油に共通していますが、呼吸器の不調も
和らげてくれます。

講座のレクチャー中、この香りを炊いていた次の週、
一人の生徒さんから、

「先週の香りは何でしたっけ?
風邪をひいていて、辛かったんだけれど、
家に帰ったら、痰の切れが良くて、とても楽になりました。」

と、声をかけられました。
これからの季節にも、とても役立つ精油だと思います。

ところでこの香り、とてもリラックス効果が高いんですね。
炊いている量は、それこそあるか無きか、位なのですが、
1日中、嗅いでいるせいか、その日の仕事量に寄らず、
家に帰ると、とにかく眠たい。
仕事中も確かに眠くなるんだけど、「職場」という緊張感が
ありますから、まだセーブできますが、家はダメ。

でも、深い眠りにつけるせいか、次の日は、頭もすっきりして
仕事がしやすくなります。
働くときはきっちり働いて、休むときは休む。
そんなメリハリも香りはつけてくれるようです。

Produce by 小顔工房

10月 19, 2006 アロマのこと・香りのこと |

2006年10月10日 (火)

香りの正体 その2

日が暮れるのが早くなりました。こんな季節は、外で
遊ぶよりも、早く家に帰って、自分の時間を楽しみたい
気分です。ゆっくり食事をして、温かいお風呂に入って・・
と、家庭を思わせる香りを、待合室でも炊いています。

その正体はオレンジ。

精油には、普通、スイートオレンジとビターオレンジの
2種類があり、香りも効能も多少違います。

待合室では、香りの中に苦味のない、スイートを使って
います。

アロマテラピーの本場、ヨーロッパでは、食事の時間に、
この香りを炊くことが多いそうで、オレンジの香りは
家庭の象徴だそう。

グレープフルーツもそうですが、果物の香りと言うのは
食欲を促進してくれますから、食事時の香りとしては
最適ですね。少し甘みのあるこの香りは、ゆったりと
した時間を感じさせてくれますし、自然に笑顔にも
なります。きっと話しも弾むことでしょう。

確かに、この香りは一番小顔工房の中でも評判が良く、
炊いているときは、皆さん、何だかフレンドリー。
この香りの持つ、温かさや穏やかさが皆さんに
きちんと伝わっているようです。

小顔工房も、皆さんにとって、温かい家庭のような
場所でありたいと思っています。

Produce by 小顔工房

10月 10, 2006 アロマのこと・香りのこと |

2006年10月 4日 (水)

香りの正体 その1

朝、窓を開けると、乾いた空気の中に
金木犀の、ほのかに甘い香りが混ざって
いるのを感じます。

秋だな~と感じる香りですね。
朝と夕方と言うのは、嗅覚が強くなる時間帯
なんですって。
確かに夕方になると、秋刀魚を焼く香ばしい
においには、そそられるものがありますよね。
(私だけ??)

さて、9月から始めた待合室の香り、実は小顔工房で
評判の良かった3種類の香りを単体で、あるいは
ブレンドして炊いています。
今日は その1 を ご紹介しましょう。

香りの正体は、グレープフルーツ。

果物の香りそのもののグレープフルーツは、
誰もが「いい香り~」と、嗅ぎたくなってしまう、
好き嫌いがなく、抵抗感のない香りです。

普通、初めていらっしゃる方は、不安や緊張感は
隠しきれないもの。

香りのおめかしを始めた頃、いろいろな香りを
単体で炊いていたのですが、グレープフルーツを
炊いていた日は、初めていらっしゃる方でも、
リラックスされている感じがあり、即決定!と
なりました。

この精油には、落ち込んだときや気分が
乗らないとき、明るく、前向きにしてくれる
作用があると言われています。

グレープフルーツは学名(本名みたいなものですね)を
Citrus paradisi と言い、paradisiは、paradise
(パラダイス=楽園)の語源だそうです。

その名のとおり、まさにこの香りは、憂いも悩みも
吹き飛ばしてくれる、パラダイスな香り。

そう言えば、少し前に「グレープフルーツの香りを
嗅ぐと痩せる」という説がありましたが、
真偽はいかに??
私個人の意見は、機会があったらまたお話するとして、
食欲のないときにも、この香りは役に立つんですよ。

この香りを炊いていると、お腹が空いちゃうんですね。
「ぐるるるる~~~~~」とお腹のなる音が聞こえたら、
それは、私です。

Produce by 小顔工房

10月 4, 2006 アロマのこと・香りのこと |

2006年9月14日 (木)

明日も元気に

最初は何だか借り着のようだった新・治療室にも
ようやく元の「小顔工房」と同じような「気」が
満ちてきて、プラス今まで離れ離れで仕事をしていた
3人の女性スタッフの個性も加わって、新しい
「小顔工房」の顔が出来上がりつつあります。

移転に伴って残業続きだった毎日も、落ち着きを
取り戻し、自宅に戻って「ホッと一息」する時間が
取れるようになりました。

働く女性はみな同じだと思いますが、昼間はAroma07_2
男性と同じように仕事をし、
家に帰れば家事をこなし、
場合によっては、自宅でも
仕事をし・・・と、自分の
時間を確保するのは
なかなか大変なこと。

私もご他聞に漏れずそのうちの一人ですが、よっぽど
急ぎの仕事を抱えていない
限り、15分で良いから、必ず
「仕事」のことを忘れる時間を
作るようにしています。

その時、役に立っているのが「アロマテラピー」。
お部屋に香りを立たせ、好きな音楽をかけながら、
お化粧を念入りに落とすだけでも、1日が終わった
ことを自分に言い聞かせる、良い時間になります。

部屋に香りがあると、ホラ、ただのお水をたくさん
飲むのはなかなか大変だけど、ちょっと味が
付いているとたくさん飲めたりするでしょう?
それと同じで、深い呼吸が楽に出来て、気持ちを
落ち着けることが出来ます。

ちなみに今、漂わせているのは「フランキンセンス」。
少し甘くて、高貴な感じもあるこの香りは、私のお気に入り。

これからすこしづつ、アロマのお話しや生活の中で
役立てていく方法を、このブログでお話ししていきますね。

では、お休みなさい。また明日も元気に働きましょう!

Produce by 効果をその場で実感できる小顔工房

9月 14, 2006 アロマのこと・香りのこと |